繰り返しの地震に強い制振住宅 [耐震(診断・補強・補助金申請)]
最近、震度4クラスの地震が続き、大地震に不安を抱えられている方も多いのではないでしょうか?
弊社では15年程前から住宅の耐震化に取り組んでおり、現在は新築住宅を設計・施工する際に繰り返しの地震に強くするため、制振装置の取付を提案させて頂いております。
弊社が使用している制振装置メーカー(株式会社ODM)のホームページがわかりやすくリニューアルしたとのことで紹介させていただきます。
【株式会社オーディーエム】
https://www.odm-inc.jp/
弊社は耐震工事を多くおこなうようになった15年前から制振装置に興味があり調べていました。
現在、制振装置にはゴムやオイルダンパー、炭素繊維など使用するなど種類も増えました。
どの制振方法にするかは物件によって変えますが新築住宅にはODMのオイルダンパーを使用しています。
その中でODMを選んだ理由としては、
・小型な装置で建物全体に満遍なく設置できる
・設計・製造を油圧制御の熟練企業:ヤマハモーターハイドロリックシステム(株)が行っている
・導入しやすい価格と費用対効果
・施工時の設置のし易さ
【ダイナコンティしくみ】
https://www.odm-inc.jp/shiyo/
現在では昔より改良され、ダンパーを水平に動かすことで地震の伝達効率をあげたり、ダンパー部分が180度回転できるようにして建物のねじれにも対応できるようになりました。特に意識はしていませんが、進化し続けているところも継続して新築に利用している理由かもしれません。施工も小型で満遍なく設置する性質上、設置できる場所の選択肢が多く、間取り優先で制振装置の配置を気にすることなくプランを考えることができます。
都内になると3階建ての狭小住宅も多く、そのような物件ですと3階建ての構造計算上、耐震等級も1になってしまうことが多いです。建築基準法上は問題ありませんが、何となく不安になってしまいます。20坪くらいの狭小住宅ですと設置台数も7~8台で済み、約30万円くらいで取付けることができます。その金額で地震エネルギーを約30%吸収してくれ、安心を得られるのであればお得な感じがします。地震が起きると遠心力で1階より地面から離れた3階の方が揺れが大きく、揺れている時間も長くなってしまいます。
【制振装置を設置した効果の動画】
https://youtu.be/L5qiiG63K3k
制振装置を取付けると地震力を吸収するため、揺れも時間も短く感じ、建物の損傷も低減することができます。
これから新築に限らず耐震リフォームを検討されている方がいましたら、家の制振化も検討されてはいかがでしょうか?
弊社では15年程前から住宅の耐震化に取り組んでおり、現在は新築住宅を設計・施工する際に繰り返しの地震に強くするため、制振装置の取付を提案させて頂いております。
弊社が使用している制振装置メーカー(株式会社ODM)のホームページがわかりやすくリニューアルしたとのことで紹介させていただきます。
【株式会社オーディーエム】
https://www.odm-inc.jp/
弊社は耐震工事を多くおこなうようになった15年前から制振装置に興味があり調べていました。
現在、制振装置にはゴムやオイルダンパー、炭素繊維など使用するなど種類も増えました。
どの制振方法にするかは物件によって変えますが新築住宅にはODMのオイルダンパーを使用しています。
その中でODMを選んだ理由としては、
・小型な装置で建物全体に満遍なく設置できる
・設計・製造を油圧制御の熟練企業:ヤマハモーターハイドロリックシステム(株)が行っている
・導入しやすい価格と費用対効果
・施工時の設置のし易さ
【ダイナコンティしくみ】
https://www.odm-inc.jp/shiyo/
現在では昔より改良され、ダンパーを水平に動かすことで地震の伝達効率をあげたり、ダンパー部分が180度回転できるようにして建物のねじれにも対応できるようになりました。特に意識はしていませんが、進化し続けているところも継続して新築に利用している理由かもしれません。施工も小型で満遍なく設置する性質上、設置できる場所の選択肢が多く、間取り優先で制振装置の配置を気にすることなくプランを考えることができます。
都内になると3階建ての狭小住宅も多く、そのような物件ですと3階建ての構造計算上、耐震等級も1になってしまうことが多いです。建築基準法上は問題ありませんが、何となく不安になってしまいます。20坪くらいの狭小住宅ですと設置台数も7~8台で済み、約30万円くらいで取付けることができます。その金額で地震エネルギーを約30%吸収してくれ、安心を得られるのであればお得な感じがします。地震が起きると遠心力で1階より地面から離れた3階の方が揺れが大きく、揺れている時間も長くなってしまいます。
【制振装置を設置した効果の動画】
https://youtu.be/L5qiiG63K3k
制振装置を取付けると地震力を吸収するため、揺れも時間も短く感じ、建物の損傷も低減することができます。
これから新築に限らず耐震リフォームを検討されている方がいましたら、家の制振化も検討されてはいかがでしょうか?
浴室リフォームから耐震工事へ [耐震(診断・補強・補助金申請)]
最近CMで流れている規格外の浴室に対応できるタカラの浴室のリフォームをやりました。
あまりにピッタリのサイズにしたので解体工事が大変でしたけど・・・・
もともと今回の工事の話は別の部屋の和室から洋室へのリフォームがきっかけでした。
リフォームを終えると浴室もお願いしたいと言う話になり、在来浴室をユニットバスにすることになりました。
在来浴室の状態、築年数から木が傷んでいる可能性が考えられました。そこで急ぎでなければ耐震診断をして補助金を利用して、最終的に予算が大きく変わらないのであれば耐震改修工事をしましょうと提案しました
そんな流れで新座市に補助金の申請し、浴室リフォームではなく、まずは耐震診断が始まりました。
小屋裏と
床下を点検、耐震診断書をお客さんに説明、役所に提出。
耐震改修工事の補強提案が決定し、工事も始まりました。
窓のタイルを解体すると
やはり傷んでいました。
洗面所との出入り口も
表面上では少しの木部の傷みも実際に中を見てみるとこう言う状態のことが多いです。
土台は半分生きていました。
新しい木材を差して、耐震補強用の柱や梁、補強金物を入れました。
窓側の土台も新しい土台に交換
もちろん耐震工事もバッチリです。
一箇所一箇所、計算をして金物を選定しています。
耐震改修工事は補強計画通りにいかないことも多いです。納まり等の問題で想定通りいかない場合のために数通りの補強方法を検討しておいています。今回も在来浴室を壊しながら補強方法を検討して、その日に補強方法の変更、材料手配をおこなっています。こう言った柔軟な作業ができるところが弊社のいいところかな
ユニットバスの組立が始まり
無事に終わりました。
タオル掛けは大路工務店の施工です。
カタログには短いタオル掛けしか載ってなく、メーカーではカタログに載っていない商品は取り付けられないそうで
私が責任をもってコーキングをしっかり塗って施工しました
鏡も初めは窓の下に入らないと言われましたが、窓と蛇口の高さからすると入らない訳がないと、もっとしっかり検討してもらい取付けることができました。
ユニットバスもキレイになり、掃除もしやすく、前よりずっとユニットバスの中が暖かくなりました。
他の部屋の耐震補強もしっかり終り、お客さんに満足していただいて本当に良かったです
新座市の補助金も耐震とリフォームの両方とも順調に終了して一安心です。
安心したところで、さらに追加の話までいただき本当にありがたいです。
今回の工事で感じたのが単純に在来浴室をユニットバスにする工事を頼んだ時に補修工事の日程をしっかり入れることの重要さでした。ユニットバス工事は簡単には日にちをずらせないです。前もって補修工事の日程を入れていないと、、、細かくは書きませんが大変なことになりそうです。
呼吸をする環境に優しい耐震リフォーム [耐震(診断・補強・補助金申請)]
玄関からの写真
壁を珪藻土やシナベニアで木の質感を出すなど、柔らかな空間を演出しました壁や天井に調湿作用のある素材を使用し、湿気の多い時期でも室内は快適な状態です。洋室の扉は取手を交換し、シナベニアでリモデルしてあります
【リフォーム前】
リビングの使用されていなかった引き戸を耐震壁(筋交い)にしました。使われていなかった引き違い戸もなくし、下がり壁も梁下まで引き上げ、光が遠くまで届くようにして、二つの部屋を一つにしました
【リフォーム後】
筋交いの下部は小壁の立上りを作り、開口部の多い和室ですが寄り掛かれます
中央から左にある筋交いが前の写真の障子にある筋交いです
玄関から和室へ気持ちいい風が抜けるので、風と光を通せるように障子の扉を付けました
シナベニアも綺麗に張れました観葉植物の緑が映えます
二つの部屋が一つになり、とても明るく気持ちの良い部屋になりました
お客様の要望で『使える物は残し、ゴミを出したくない』と言うことがあったので、キッチン(再利用)やタイル(再利用)、引き戸(移設)、ドア(リモデル)など現状の使える物は残し、理想的なリフォームをすることができました
壁を珪藻土やシナベニアで木の質感を出すなど、柔らかな空間を演出しました壁や天井に調湿作用のある素材を使用し、湿気の多い時期でも室内は快適な状態です。洋室の扉は取手を交換し、シナベニアでリモデルしてあります
【リフォーム前】
リビングの使用されていなかった引き戸を耐震壁(筋交い)にしました。使われていなかった引き違い戸もなくし、下がり壁も梁下まで引き上げ、光が遠くまで届くようにして、二つの部屋を一つにしました
【リフォーム後】
筋交いの下部は小壁の立上りを作り、開口部の多い和室ですが寄り掛かれます
中央から左にある筋交いが前の写真の障子にある筋交いです
玄関から和室へ気持ちいい風が抜けるので、風と光を通せるように障子の扉を付けました
シナベニアも綺麗に張れました観葉植物の緑が映えます
二つの部屋が一つになり、とても明るく気持ちの良い部屋になりました
お客様の要望で『使える物は残し、ゴミを出したくない』と言うことがあったので、キッチン(再利用)やタイル(再利用)、引き戸(移設)、ドア(リモデル)など現状の使える物は残し、理想的なリフォームをすることができました
家の屋根裏を覗いてみる【耐震診断】 [耐震(診断・補強・補助金申請)]
屋根裏、小屋裏、天井裏、、、
いろんな言い方しますが、これからその場所を少し紹介します。
屋根裏も条件によって全く違います。
狭い家もあれば
広い家もあります
奥に火打梁、あと鳥が入った形跡があります。
畑が近ければ土埃が多かったり、小屋束が浮いていたり、梁が外れそうだり、様々なケースがあります
屋根裏でもこうした筋交いを探して、耐力壁の位置をチェックします
10年ほど前から数十件の耐震診断をしてきていますが、昭和56年以前の設計図で筋交いが記載されていて、忠実に設計図通り筋交いが入っているケースは1割程度でした
屋根裏から過去または現在の雨漏りが分かります
天井裏にちょんちょんと染みがあるのが結露による雨漏りです。
結露の雨漏りは屋根裏の通気がしっかり取れていればすぐに乾燥してしまうので、天井仕上げ面に染みがでないことが多いです
家を増築していると屋根の上に屋根があることもあります。
屋根裏が広いのは良いですが、小屋束が長すぎたり、母屋が少し頼りないです小屋束が増築前の屋根の垂木の上に載せているのも良くないです。
いろいろ書いていますが、これらの物件は診断後、耐震補強してますので安心してください
梁同士が離れています
こんなのもありました。
不適切な耐震補強
耐震補強金物は合っていますが、ビスが耐震用指定のビスではなく、木造の造作ビスです。これを取り付けた業者は某木造の耐震協会の会員だったそうですが、飛び込み営業で来て、他にも過剰な耐震金物を取付けていっていました。協会からしても迷惑ですね。昭和56年以前の旧耐震の家の方は住んでいる市の建築課に相談した方が無難かと思います。
耐震補強について知識のない職人は何も気づかずに普通の造作ビスを使ったり、指定以外のビスを使う可能性があります。それほど耐震補強金物はややこしいです。詳しくは以前にブログに書いたのでこちらをどうぞ
『耐震金具って付け方を考えるよね』
http://mytime.blog.so-net.ne.jp/2012-02-10
家の点検は数少ないシグナルから問題点を見つけていきます。例えば、一見変哲のない屋根裏でも、なんか雰囲気が不自然な感じに見えたりします。屋根裏の木が少し痩せているような、疲れきっているような、空気がこもっているなど、なんとなく感じ取ります。そうすると普通あるはずの換気がなかったり、少なかったりと言う原因が見つかったりします
建物は基本通りに作られていないと機能を果たさなかったりします。いまは高気密高断熱が流行っていますが、さらに厳しい品質を求められています。厳しい工期に追われ、人の手で作られています。何かのミスでその品質が保てなかった場合は昔の家以上に被害が広がるような気がして心配でなりません
いろんな言い方しますが、これからその場所を少し紹介します。
屋根裏も条件によって全く違います。
狭い家もあれば
広い家もあります
奥に火打梁、あと鳥が入った形跡があります。
畑が近ければ土埃が多かったり、小屋束が浮いていたり、梁が外れそうだり、様々なケースがあります
屋根裏でもこうした筋交いを探して、耐力壁の位置をチェックします
10年ほど前から数十件の耐震診断をしてきていますが、昭和56年以前の設計図で筋交いが記載されていて、忠実に設計図通り筋交いが入っているケースは1割程度でした
屋根裏から過去または現在の雨漏りが分かります
天井裏にちょんちょんと染みがあるのが結露による雨漏りです。
結露の雨漏りは屋根裏の通気がしっかり取れていればすぐに乾燥してしまうので、天井仕上げ面に染みがでないことが多いです
家を増築していると屋根の上に屋根があることもあります。
屋根裏が広いのは良いですが、小屋束が長すぎたり、母屋が少し頼りないです小屋束が増築前の屋根の垂木の上に載せているのも良くないです。
いろいろ書いていますが、これらの物件は診断後、耐震補強してますので安心してください
梁同士が離れています
こんなのもありました。
不適切な耐震補強
耐震補強金物は合っていますが、ビスが耐震用指定のビスではなく、木造の造作ビスです。これを取り付けた業者は某木造の耐震協会の会員だったそうですが、飛び込み営業で来て、他にも過剰な耐震金物を取付けていっていました。協会からしても迷惑ですね。昭和56年以前の旧耐震の家の方は住んでいる市の建築課に相談した方が無難かと思います。
耐震補強について知識のない職人は何も気づかずに普通の造作ビスを使ったり、指定以外のビスを使う可能性があります。それほど耐震補強金物はややこしいです。詳しくは以前にブログに書いたのでこちらをどうぞ
『耐震金具って付け方を考えるよね』
http://mytime.blog.so-net.ne.jp/2012-02-10
家の点検は数少ないシグナルから問題点を見つけていきます。例えば、一見変哲のない屋根裏でも、なんか雰囲気が不自然な感じに見えたりします。屋根裏の木が少し痩せているような、疲れきっているような、空気がこもっているなど、なんとなく感じ取ります。そうすると普通あるはずの換気がなかったり、少なかったりと言う原因が見つかったりします
建物は基本通りに作られていないと機能を果たさなかったりします。いまは高気密高断熱が流行っていますが、さらに厳しい品質を求められています。厳しい工期に追われ、人の手で作られています。何かのミスでその品質が保てなかった場合は昔の家以上に被害が広がるような気がして心配でなりません
家の床下を覗いてみる【耐震診断】 [耐震(診断・補強・補助金申請)]
家を持っている人で床下に潜ったことのある人は、あまりいないかと思います私たちは床下に潜り、配管の漏れ、筋交い位置、基礎、木下地の状態だけではなく、湿気の感じや空気の流れ、床下の雰囲気など直感も含めてチェックしています
これから床下の写真を少し紹介します
鉄管にサビ、土台腐食があります。
床下点検口が台所や洗面脱衣室に多いのは配管の漏れをチェックするためです。水廻りで排水管が外れたり、給水の漏れ、漏水、湿気による木部の腐食などがあります
床下地のコンパネがカビています。押入に物を詰め込みすぎて通気が悪いと床がカビて、床が抜ける場合があります。床下はたいていカビている箇所があります。範囲は広くても表面だけカビていたり、深刻な問題ではないことが多いです
土台の上に斜めに見える材料が筋交いです耐震診断で床下に潜る一番の目的は、耐力壁に必要な、この筋交いを探すことです。筋交いもリフォームしている部屋だと、断熱材で筋交いが見づらくなっていたり、和室だと根太掛けで見えない場合があります
床下換気口にヒビが入っています。これくらいのヒビはよく見かけます。昭和56年以前の基礎は無配筋の基礎が多く、それで換気口は基礎を切り欠いているため、耐力上弱くヒビが入りやすいです。ヒビが大きく開いていたり、縦にズレていない限り特に気にしなくて良いです。理由は省略しますがこれを見て怖いことを言ってくる業者がいれば、慣れていない会社か、悪徳業者かもしれません
浴室の土台が腐食しています根太掛けも染みていて腐食が大きく広がっていることが分かります。
浴室を壊してみると・・・・
土台だけではなく、柱までボソボソに腐食していました
こうした箇所が見つかった時は慌てず、土台や柱を交換すれば問題ないです
木造住宅は湿気などで傷みやすいかも知れませんが、修繕しやすかったりもします。住んでいる家に気を配り、家の中でちょっとした変化を感じることがあれば、専門家に見てもらうと最小限の被害で済みますので、早めの相談をお勧めします。
これから床下の写真を少し紹介します
鉄管にサビ、土台腐食があります。
床下点検口が台所や洗面脱衣室に多いのは配管の漏れをチェックするためです。水廻りで排水管が外れたり、給水の漏れ、漏水、湿気による木部の腐食などがあります
床下地のコンパネがカビています。押入に物を詰め込みすぎて通気が悪いと床がカビて、床が抜ける場合があります。床下はたいていカビている箇所があります。範囲は広くても表面だけカビていたり、深刻な問題ではないことが多いです
土台の上に斜めに見える材料が筋交いです耐震診断で床下に潜る一番の目的は、耐力壁に必要な、この筋交いを探すことです。筋交いもリフォームしている部屋だと、断熱材で筋交いが見づらくなっていたり、和室だと根太掛けで見えない場合があります
床下換気口にヒビが入っています。これくらいのヒビはよく見かけます。昭和56年以前の基礎は無配筋の基礎が多く、それで換気口は基礎を切り欠いているため、耐力上弱くヒビが入りやすいです。ヒビが大きく開いていたり、縦にズレていない限り特に気にしなくて良いです。理由は省略しますがこれを見て怖いことを言ってくる業者がいれば、慣れていない会社か、悪徳業者かもしれません
浴室の土台が腐食しています根太掛けも染みていて腐食が大きく広がっていることが分かります。
浴室を壊してみると・・・・
土台だけではなく、柱までボソボソに腐食していました
こうした箇所が見つかった時は慌てず、土台や柱を交換すれば問題ないです
木造住宅は湿気などで傷みやすいかも知れませんが、修繕しやすかったりもします。住んでいる家に気を配り、家の中でちょっとした変化を感じることがあれば、専門家に見てもらうと最小限の被害で済みますので、早めの相談をお勧めします。
耐震工事で市の補助金をフル活用 [耐震(診断・補強・補助金申請)]
耐震改修工事で壁に筋交いを入れました
柱の引抜きの力を計算して接合金物を選んでいます。
接合金物は引き抜きの力や取付位置により、数多くの金物から選定します。
長年の劣化で階段内部の木下地が破損し階段が下がってしまったようです
普段は壊れないように気を付けて歩いていたそうです。
再び階段内部から補強しなおしたので、これからは安心して階段を昇り降りできます
今回は初めて新座市の補助金を利用して耐震工事をさせて頂いています。
利用した補助金は以下となります。
・耐震診断助成金制度
・耐震改修助成金制度
・個人住宅リフォーム資金補助制度
・介護予防住宅改修費支給
高齢者の方で体が不自由であったこともありますが、補助金の総額は100万を超えます。
新座市は他の地域に比べて補助金制度が充実していると言うのを感じました
市では広報などで宣伝はしていますが、今でも補助金のことを知らない方が多いのです。
せっかく納税しているのですから、こういった制度は利用するといいですね
柱の引抜きの力を計算して接合金物を選んでいます。
接合金物は引き抜きの力や取付位置により、数多くの金物から選定します。
長年の劣化で階段内部の木下地が破損し階段が下がってしまったようです
普段は壊れないように気を付けて歩いていたそうです。
再び階段内部から補強しなおしたので、これからは安心して階段を昇り降りできます
今回は初めて新座市の補助金を利用して耐震工事をさせて頂いています。
利用した補助金は以下となります。
・耐震診断助成金制度
・耐震改修助成金制度
・個人住宅リフォーム資金補助制度
・介護予防住宅改修費支給
高齢者の方で体が不自由であったこともありますが、補助金の総額は100万を超えます。
新座市は他の地域に比べて補助金制度が充実していると言うのを感じました
市では広報などで宣伝はしていますが、今でも補助金のことを知らない方が多いのです。
せっかく納税しているのですから、こういった制度は利用するといいですね
初めて新座市で耐震診断しました [耐震(診断・補強・補助金申請)]
昨日は耐震診断してきました
今まで兄と二人で数多くの朝霞市の住宅(補助金対象)を耐震診断をしてきましたが、今回、補助金対象では初の新座市の住宅です
写真は兄が屋根裏を這って筋交いや金物、小屋組などの確認をしてるとこです
耐震金具って付け方を考えるよね [耐震(診断・補強・補助金申請)]
耐震金具って柱の引き抜きの力を計算して金物を選ぶんですけど
金物のメーカーも何社もある上に通常用、ネダノン用、2x4用など種類もあり
同じ耐力を持つ金物でも鉄かステンレスなど材質でも変わり、
小さな引き抜きの箇所は大きい金物で代用もできたりで、
引き抜きの計算はそうでもないんですけど、商品を選ぶ人のが特に大変なんですよね
今回は自分で金物を取付けたのですが
梁が交差した時に『どの梁と柱を固定するか』か気を付けながら取付けました。
梁は大きな梁に小さな梁を掛けているので大きな梁と柱を止める方が良いです
同じ梁が交差している時は通している方を選んだりします。
通常、図面では取付ける場所しか描いていないので
柱と梁のどの箇所を固定するかの指示はありません
取付け方によっては意味がなかったりするので
監理する人は注意しないといけないと感じました
筋交x 柱 x 耐震 [耐震(診断・補強・補助金申請)]
住宅の耐震補強です。
前もって耐震診断をしていたので筋交が入っているのは分かっていたのですが・・・
↑↑写真の筋交が真ん中で切れてました
急遽、補強して逆の筋交も入れました
この窓の左側の柱も梁を支えているかと思っていて壁を解体したら
写真だと分かりづらいですが途中で切れていました
ここも急遽、柱を抱かして梁を支え筋交を入れて補強しました
筋交金物、柱止めを付けて、これで安心です
ある程度の事は診断をした時に予想をするのですが
柱が梁を支えていなかったり、筋交が切れていたりなどは
床下、小屋裏、点検口からも全く見えないので
さすがに解体をしてみないと分からないですね
小屋裏 x 耐震 [耐震(診断・補強・補助金申請)]
小屋裏の耐震補強って知ってますか?
大路工務店で耐震診断する時は
小屋裏の梁、束の掛り方や下がっていないかなど状態を必ずチェックします
↑↑写真の束は斜めな古い屋根の上に立てられ、釘も2本しか止まっていない状態でした
束に柱を抱かせて母屋に乗せ、金物で抜けない補強しました
左側の梁に止めた金物は、古い屋根の梁が少ししか掛かっていなかったので
外れないように挟み込みように金物で補強しました。
小屋裏が高く広いのに雲筋違が少ないので揺れに強くなるようにして
下の階の負担が集中しないように荷重を分散させたりしました
小屋裏の耐震補強は耐震補助制度が利用できません
なぜかと言えば、小屋裏を補強しても耐震診断の構造評点が上がらないからです。
羽子板がない小屋裏に羽子板を付けるなどの補強は考慮されますが
”梁が下がっているを補強” ”荷重を分散” ”束、梁の補強”などは個々の経験や知識、技術なので
単純に計算したり、マニュアル化することが非常に困難です。
小屋裏補強はやる業者も少ないかと思います。
夏場はサウナのように暑くて
足場が悪い上に簡単に天井を壊してしまうのでリスクも高いです。
建築、大工の知識も必要とする上に補助制度も使えない
使えてもリフォーム補助制度くらいですね。
住宅耐震補強をして小屋裏補強が必要なのに行わず、
地震があって、もし小屋裏が崩れたら補強した意味がないですよね
これからも大路工務店で耐震補強する時は小屋裏もチェックしますので宜しくお願いします。